VPN接続時に接続先が認識するIPについて

ネットワーク

インターネットに接続してる場合、「接続先で認識される自分のIP」というものがあるが、VPN接続時には、それが変わるときと変わらないときがある。つまり、以下のようなこと。


■いつものインターネット
「自分」 -> 「ルータ(IP:xxx.xxx.xxx.xxx)」 -> 「接続先」（お！IP:xxx.xxx.xxx.xxxというやつが接続してきたぞ）

■VPNを使ったインターネット パターン１
「自分」 -> 「ルータ(IP:xxx.xxx.xxx.xxx)」 -> 「VPN接続先（IP:yyy.yyy.yyy.yyy）」 -> 「接続先」（お！IP:yyy.yyy.yyy.yyyというやつが接続してきたぞ）

■VPNを使ったインターネット パターン２
「自分」 -> 「ルータ(IP:xxx.xxx.xxx.xxx)」 -> 「VPN接続先（IP:yyy.yyy.yyy.yyy）」 -> 「接続先」（お！IP:xxx.xxx.xxx.xxxというやつが接続してきたぞ）



上記の、パターン１とパターン２の差は、どこの設定で差が出るのだっけな・・・・・・・と忘れてしまったのでメモです。


それは、以下の設定を見ることで確認できます。
なお、実験する環境は Windows XP SP3 です。


パターン１とパターン２のどちらかを確認する方法

１．「コントロールパネル」 -> 「ネットワーク接続」 から 接続するVPN を右クリックして「プロパティ」をクリックします。


２．「ネットワーク」のタブをクリックして、「インターネット プロトコル(TCP/IP)」を選択して、「プロパティ」をクリックします。


３．「詳細設定」をクリックします。


４．「全般」タブの「リモート ネットワークでデフォルト ゲートウェイを使う」にチェックが入っていたら、「VPN先のIP」で接続先に接続します。また、チェックがないと、いつものVPNを使わないときのIPで接続先に接続します。


５．VPNを接続しているときに設定した場合、以下のようなメッセージが出ますので、一度VPNを切断して、再接続してください。そうすれば、先ほどの設定が反映されます。

おまけ

いま、どちらのIPで接続先にアクセスしてるんだ・・・？と思ったら、以下のURLにアクセスしてみるといいです。


http://www.kent-web.com/www/anhttpd/ipview.cgi

自分の外向けIPがわかります。