Synergyを導入してみた
Synergyとは、ひとつのキーボードとマウスで2台のPCを利用できるソフト。
楽しいです。不思議な感覚です。
よく、ひとつのキーボードとマウスを2台のPCで共有する場合、他に切り替え機みたいのが必要だったりで、面倒なイメージがあったけど、Synergyは違う。
必要なのは、TCP/IPで通信できることとSynergyのソフトだけ。
これは、ネットワークを通じて、ひとつのキーボードとマウスを利用してしまおうと言うもの。
すっきりです。しかも、Windows、Mac、Linuxに対応。
僕は、LinuxをServer(primary)にして、WindowsをCrient(secondary)にしています。
ということで、設定メモを残します。
※コチラを参考にインストールしました。
1.ソフトのダウンロード
http://synergy2.sourceforge.net/
から適切なファイルをダウンロード。
2.Windowsへソフトをインストール
まずは、簡単な方から。Windowsへインストールしました。
・SynergyInstaller-1.3.1.exeをダウンロード。※僕のインストール時期での最新版。
・SynergyInstaller-1.3.1.exeを実行してインストール
とりあえず、設定は後にして、終了。
3.Linuxへソフトをインストール
・http://prdownloads.sourceforge.net/synergy2/synergy-1.3.1-1.i386.rpm?downloadをダウンロード。※僕のインストール時期での最新版。
rpm -i synergy-1.3.1-1.i386.rpm
これでインストール終了。
※日本語patchを当てる場合は、
例) rpm -i synergy-1.3.1-1.i386.rpm > synergy-1.3.1.kanji_kana.patch
※日本語⇔英語 入力モード変更
Ctrl + [スペース] か [半角/全角漢字] で出来る。
4.設定(Linux)
・synergy.conf の設定。
/usr/share/doc/packages/synergy/synergy.conf
↑ここにあったので、そのまま使用。
# sample synergy configuration file # # comments begin with the # character and continue to the end of # line. comments may appear anywhere the syntax permits. section: screens # three hosts named: moe, larry, and curly localhost.localdomain: FUKUSHIGE-PC: end section: links # larry is to the right of moe and curly is above moe localhost.localdomain: left = FUKUSHIGE-PC # moe is to the left of larry and curly is above larry. # note that curly is above both moe and larry and moe # and larry have a symmetric connection (they're in # opposite directions of each other). FUKUSHIGE-PC: right = localhost.localdomain end
こんな感じで書いてみる。
これだと、左にWindows、右にLinuxがくる。
localhost.localdomain ← Linux(サーバー)
FUKUSHIGE-PC ← Windows(クライアント)
次に、ポートの開放。
デフォルトでは、24800番を利用するということなので、「セキュリティレベルの設定」で開放する。
24800:tcp
とりあえず、これで設定は終了。
5.設定(Windows)
こちらは、簡単。
クライアントのラジオボタンをクリック。
Server Host Name にサーバーのコンピュータ名(10.20.139.156 ←サーバーのIPを入れました。)を入力します。
終了。
6.起動して使ってみよう。
まずは、サーバー(Linux)から立ち上げる。
synergys --config /usr/share/doc/packages/synergy/synergy.conf
これで、エラーがでなければOK.
次に、クライアント(Windows)をスタートさせる。
これで、つながるはず。
僕の説明はメモ用なので、詳しくは、コチラを参考にしたほうが分かりやすいです。