MacBookPro (Mac OS X Leopard)初期設定

2010年からはMacをメインマシンとするため、最初からインストールし、しっかりと環境を構築することにした。

初期設定するMacについて

初期の状態


17インチです。

OS再インストール(Leoperd)

クリーンインストールするので、すでにMacを利用している場合、事前に必要なデータはバックアップする(音楽データ、写真データなど)

1. MacBookProを起動、ログイン
2. 付属のMacBook Pro Mac OS X Install Disc 1 を挿入
3. Install Mac OS X and Bundled Software.app を起動

4. クリックして再起動

5. 言語の選択で日本語以外は外し、その他はデフォルト設定でインストール。

6. あとはひたすらインストールを待つ

基本セットアップ

Xcode Tools(gccなどDevツール)

Macを起動後、Mac OS X Install Disc 2 を挿入して、「Xcode Tools」>「Xcode Tools.mpkp」をダブルクリックしてインストール。zshに変更する際は、以下のPathを通す必要があるので注意。

export PATH=/Developer/usr/bin:$PATH
Mac Ports

以下のURLを参考にMac Portsをインストール。

今回は「MacPorts-1.7.1-10.5-Leopard.dmg」をインストールした。・・が、バージョンを確認したら、1.8.1だった・・・あれ?Xcode Toolsに入ってた?

$ port -v
MacPorts 1.8.1

Pathの設定(※あとで .zshrcに以下を書く)

export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH

Mac Portsのアップデート

$ sudo port -d selfupdate
ユーザ登録

ホームディレクトリに「ユーザ登録」というアイコンがあったのでユーザ登録しました。

ソフトウエアアップデート

左上のリンゴマークをクリックして「ソフトウエアアップデート...」をクリック > アップデートスタート

  • ※事前にインターネットに接続しておく必要あり。
  • ※アップデートしたら 10.5.8 になりました。
コンソール設定
  • 基本デザイン
    • Homebrew
      • カーソル
      • 垂直バー
  • フォント
    • Lucida Grande
  • 書体
    • ボールド
  • フォントサイズ
    • 14pt
Finderの設定

Docの「Finder」を選択 > メニューバーの「Finder」- 「環境設定」で設定。

  • 一般
    • 「デスクトップに表示する項目」の「ハードディスク」のチェックを外す
  • 詳細
    • 「すべての拡張子を表示」にチェックを入れる
    • 「拡張子を変更する前に警告を表示」のチェックを外す
    • 「ゴミ箱を空にする前に警告を表示」のチェックを外す

Docの「Finder」を選択 > メニューバーの「表示」- 「パスバーを表示」に設定

ssh秘密鍵と公開鍵を作成
% ssh-keygen

これで ~/.ssh に公開鍵、秘密鍵ができる。

システム環境設定

セキュリティ
  • 一般
    • 「このコンピュータをスリープ状態またはスクリーンセーバから解除するときにパスワードを要求」にチェックを入れる。※同時に「自動ログインを使用不可にする」にチェックが入る
  • ファイアウォール
    • 「特定のサービスおよびアプリケーションにアクセスを設定」を選択。※プログラムは必要になったら追加する。
キーボードとマウス
  • キーボード
    • キーのリピート速度を「速い」に設定
    • リピート入力認識までの時間を「短い」に設定
    • F1、F2などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用にチェック
  • トラックパッド - 一本指操作
    • タップでクリックにチェック
    • ドラックにチェック
    • ドラックの維持にチェック
  • トラックパッド - 日本指の操作
    • 副ボタンのクリックにチェック
  • キーボードショートカット
    • 「フルキーボードアクセス」の「tabキーを押してウインドウのダイアルログ内の操作対象を移動する機能の適用」は「すべてのコントロール」を選択。
日付と時刻
  • 時計
    • 「秒を表示」にチェック
Dock

以下のように設定。基本的にはDocは使わないでアプリケーション起動はQuickSilverを利用する。右側にしたのは、個人的にゴミ箱が右側の方が都合が良いため。

デフォルトのシェルを zsh に設定

システム環境設定 - アカウントのマイアカウントの設定したいアイコンを右クリック - 「詳細オプション...」でデフォルトのシェルを zsh に設定する。

ファストユーザスイッチ

複数のアカウントがある場合、ファストユーザスイッチが便利です。システム環境設定 - アカウントの「ログインオプション」で「ファストユーザスイッチを有効にする」にチェックを入れます。また、システム環境設定 - ネットワーク - PPP で「ユーザアカウントを切り替えたときに接続を解除」のチェックを外しておくと、アカウント切り替えごとにネットが切れなくて便利です。

Expose と Spaces
  • Expose
    • Dashboard のホットキーを F12 から F7 へ変更する。(F12 は Firebugのホットキーで使うため)
  • Spaces
    • 「Spacesを有効にする」にチェック
    • 「メニューバーに操作スペースを表示」にチェック
アピアランス
  • 「ウインドウのタイトルバーをダブルクリックしてウインドウをしまう」のチェックを外す
  • 「最近使った項目の数」はすべて「なし」にする
サウンド
  • サウンドエフェクト
    • 「メニューバーに音量を表示」のチェックを外す(音量調整は fn + F10 ~ F12 を利用する)

アプリケーション

wget

wgetがないのは驚いたが、使い慣れているので、以下を参考に入れる。Macwgetcurl なんですね。

まず、ftp://ftp.gnu.org/pub/gnu/wget/ から wget-1.9.tar.gz をダウンロード。次に以下のコマンドを実行すればおk。

% tar zxvf wget-1.9.tar.gz
% cd wget-1.9
% ./configure
% make
% sudo make install
watch

watchもデフォルトではないのですね。ということで入れます。

% sudo port install watch
proctools

pgrepなどが使えるようになります。

% sudo port install proctools
バージョン管理

Git

% sudo port install git-core +svn

※上記で svn も一緒に入りました。

zsh設定

zsh - version 4.3.4 (powerpc-apple-darwin9.0)がデフォルトで入っいたのでそれを使う。設定ファイルは git にあるのでそれを持ってきて使う。

  • .zshrc
% cd ~/Downloads
% git clone git@github.com:japanrock/dotfiles.git
% cp dotfiles/.zshrc ~/.zshrc
エディタ

vim - デフォルトでversion 7.0.234が入ってたのでそれを使う。設定ファイルは git にあるのでそれを持ってきて使う。

% cd ~/Downloads
% git clone git@github.com:japanrock/dotfiles.git
% cp dotfiles/.vimrc ~/.vimrc
アンチウイルスソフト

iAntiVirus 1.1

とりあえず入れてみる。

Music Player

iTunes - デフォルトでインストール済み

ランチャー

Quicksilver

Hot Keyはcmd + Space とした(cmdは右手側のを利用する。なるべくホームポジションから離れたくなかった)。

メモ

Evernote

通信

emobile

SSHクライアント

デフォルトでーインストールされているターミナルでOK

Twitterクライアント

TweetDeck

IRCクライアント

LimeChat for Mac

Webストレージ

DropBox

日本語入力

Google日本語

FTP、SCPクライアント

Cyberduck

デスクトップ検索

Spotlight - デフォルトでインストール済み。Hot Key は デフォルトの control + space を使う。

ターミナルの仮想端末

screen - デフォルトでインストール済み。

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ブラウザ

Firefox

addons補足

javascript:void(window.open('http://www.pdfdownload.org/web2pdf/Default.aspx?left=0&right=0&top=0&bottom=0&page=0&cURL='+document.location.href));
javascript:(function(){var%20x=document.createElement('script');x.src='http://svn.coderepos.org/share/lang/javascript/bookmarklets/yunogenerator.bookmarklet.js';x.type='text/javascript';x.charset='utf-8';document.body.appendChild(x)})();
    • ブラウザで直接ページを編集
javascript:document.body.contentEditable='true'; document.designMode='on'; void 0
IM

skype

メーラー

Gmail

wmv Player

Flip4Mac

flv Player

Perian

通知

Growl

Windowsで言う「窓の手」的存在

TinkerTool: Description

Ruby

初期では ruby 1.8.6 (2007-09-24 patchlevel 111) で少し古いので新しいのを入れる。

% sudo port install ruby

※更新後は 「ruby 1.8.7 (2009-06-12 patchlevel 174) [i686-darwin9]」になりました。

その他のバージョンは以下のページを参考にしてインストールする。

Ruby 1.8.6 p383 をインストール

% cd ~/Downloads
% wget ftp://core.ring.gr.jp/pub/lang/ruby/1.8/ruby-1.8.6-p383.tar.gz
% tar zxvf ruby-1.8.6-p383.tar.gz
% cd ruby-1.8.6-p383
% ./configure --bindir=/Users/japanrock/bin/ruby/186p383/bin --program-suffix=186p383
% make
% sudo make install

PATHを通す。(※以下を .zshrc に記述)

export PATH=/Users/japanrock/bin/ruby/186p383/bin:$PATH

こうすると、Rubyをバージョンごとに使えて便利。ruby186p383 と打てば ruby1.8.6 p383 が利用できる。

gem

gem をまずアップデート

% sudo port install rb-rubygems

これで 1.3.4 になったが、1.3.5 にしたいので普通にインストールする。

% cd ~/Downloads
% wget http://rubyforge.org/frs/download.php/60718/rubygems-1.3.5.tgz
% tar zxvf rubygems-1.3.5.tgz
$ cd rubygems-1.3.5
$ sudo ruby setup.rb

また、以下のURLがgemの複数バージョン共存の参考になる。

MySQL

参考 : あきおの日記

インストール

% sudo port install mysql5-server

MySQLの初期化

% sudo -u mysql mysql_install_db5

MySQLスタート

% sudo /opt/local/share/mysql5/mysql/mysql.server start

MySQLログイン

% mysql5 -u root

また、以下のベージに複数バージョンを同時にインストールする方法が記述されています。

mysql(gem)
% sudo gem install mysql
Rails

初期では Rails 1.2.6 で少し古いので新しいのを入れる。

% sudo gem install rails

これで現在の2系最新の Rails 2.3.5 が入りました。

Railsのバージョンを指定してインストールしたい場合は

% sudo gem install rails -v 1.1.6

とすればおk。

また、Railsのバージョンを指定してRailsアプリを作り場合は

% rails _1.1.6_ app_name

とすればおk。

プレゼンツール

iWork - これは購入しました。keynoteが使いたかったから。

Word、Excelを読むためのモノ

OpenOffice

画像作成・編集ツール

GIMP2

今回は「GIMP-2.6.0-native-experimental.dmg」をダウンロードしました。が、動いているが、いまいちうまく動いていない部分がある・・・なんだろう・・・。

VMware Fusion + CentOS 5

以下を参考にすればインストールできます。UbuntuのISOをCentOSのISOにすればおk。


VMwareCentOSを利用する場合は、CDのイメージではなくDVDのイメージを使うのがよいです。イメージが複数あるとVMwareではCDを使わないとできないからです。

Snow Leopardにアップグレード

私はアップグレードしました。基本的に上記のアプリケーションは動きます。Ruby周りでちょっと問題があるようですが、基本的に開発はVMware Fusion上で行うので今回は無視しました。アプリケーションの対応状況については、自分の使う範囲で調べて、対応していればアップグレードするのが良いと思います。

Snow Leopardアップグレード後のemobileの設定(D02HW

Snow LeopardにアップグレードするとemobileD02HW)に接続できなくなりました。システム環境設定 - ネットワークの詳細設定で以下のようにするとつながりました。

  • 製造元を「一般」にする
  • 機種を「Dialup Device」にする
  • ダイヤルを「パルス」にする

QuickSilverの再インストール

Snow Leopardにアップグレードすると、Snow Leopard用のQuick Siverがあるのでそちらに乗り換えた方が良いので、再度Quick Silverをダウンロード、インストールします。

私がSnow Leopard用のQuick Sliverをダウンロードしたときに、QSTwitter.zipというQuickSilverからTwitterに投稿出きるプラグインも同封されていたのでそれもインストールしました。便利です。

まとめ

システム環境設定などでは、「これはデフォルトで設定されているとうれしいなぁ」というものが結構ありましたね・・・。とりあえずこれだけやりましたが、他に便利なツールや方法などありましたら教えてください><